13歳の少年がビジャレアルの慈善試合でゴール

9月3日にビジャレアルはセルティックと慈善試合をホームのエル・マドリガルで行った。癌に侵された子どもたちの病の克服、また強い副作用がある治療から逃れることを支援するために融資することを目的とした慈善試合だ。

この日はひとりの少年にとっては記念すべき一日となった。少年の名はゴハン。13歳になる彼は、「ビジャレアルの選手としてプレーする」という夢をこの日叶えた。ゴハンは「バレンシア州がんを持つ子どもの父親の会」のひとりで、癌に侵されていた。その彼は、この日、ロッカールームでトップチームの選手たちと共に着替え、ウォームアップをこなし、そしてセルティックとのゲームに先発出場し、開始早々にゴールを決めた。得点後、ビジャレアルの選手たちが次々に彼に抱きつき、スタンドからも大きな拍手が起こっていた。この得点はスコアボードに記録されることはなかったが、ゴハンにとっては忘れられない得点となったに違いない。得点後に交代した少年は、その後もベンチで試合を見守った。セルティックとのゲームは、ビジャレアルのジェラール・モレーノが4得点を決めて、4-2で勝利した。  

ゴハンは毎日闘病生活を送っている。その彼にとって憧れであるサッカー選手やサッカーチームのこのような支援がどれほどの力になるか。インターナショナルウィークでリーガや欧州カップなど公式戦がない時にクラブは素晴らしい時間の使い方をしていた。

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