ピケのパートナーもカタルーニャ独立を支持?!

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カタルーニャ自治州の独立を意識するコメントをこれまでに残してきたバルセロナのピケ。スペイン代表の記者会見でカタルーニャ語で応じ、同席したセルヒオ・ラモスが険しい顔をしたり、2011年のサンティアゴ・ベルナベウのクラシコの後には、嘘か本当か、ピケがロッカールームに続く通りでレアル・マドリードの選手に向かって「君たちの国王のカップを勝ち取ってやるよ」と叫んでいたことも報道された(本人はそんなことは言っていないと否定している)。カタルーニャ自治州の独立を意識するコメントが何かと多いピケだが、彼のパートナーもそんな彼に感化されたのだろう。  

ピケのパートナー、コロンビア人歌手のシャキーラは、カタルーニャ出身のスペインのロック・バンド「サウ」が唄う「君に夢中」という1990年のヒット曲をカバー。オリジナルはカタルーニャ語だが、シャキーラもカタルーニャ語でその歌をカバーした。シャキーラはカタルーニャ出身ではないためネイティブではないが、ピケと付き合いバルセロナを住まいにしてからカタルーニャ語を習得したようだ。

シャキーラのカバー曲はヒットし、スペインのiTunesでランキング1位となった。カタルーニャ語の歌が1位になったことをピケは自身のツィッターで「シャキーラの曲がスペインで1位になった。おめでとう!」という趣旨のコメントをツイート。シャキーラがなぜカタルーニャ語をカバーしたのか?そしてピケがなぜ煽るようなコメントをツイートしたのか?シャキーラもカタルーニャの独立を支持するのか? ひとつのちょっとした騒動になっていた。  

そんな騒動の後にバルセロナはカンプ・ノウで行われたUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝のアトレティコ・マドリード戦の試合前にこの曲を流した。カタルーニャ語の曲は初めてだった。  

しかしパートナーの、しかもカタルーニャ語の曲が初めてスタジアムに流れた後に行われたゲームでピケは前半早々に負傷退場してしまっていた。どんな巡り合わせか、皮肉なことだ。

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