レバンテに所属する意欲的な実業家

レバンテに所属するドイツ人ディフェンダー、クリスティアン・レル。彼がドイツのタブロイド紙で紹介された。注目を浴びたのは残念ながらそのプレーではない。フットボーラーながら珍しく「積極的に他のビジネスをする選手」として取り上げられたのだ。  

ミュンヘン出身の29歳はバイエルン・ミュンヘン、ヘルタ・ベルリンでプレーし、昨シーズンからレバンテに在籍している。ドイツ代表には選出された経験はない。そんなレルが自分の名前をつけたグループ会社を設立した。高級一軒家を建てて、スペインのイビサ島ではヨットを貸し出している。また家やヨットの管理、家の設計もグループで受け持っているという。クライアントには、現在はフィオレンティーナでプレーし、スペイン人の父親を持つマリオ・ゴメスやバルセロナのセスク・ファブレガスなどだ。クライアントからはよく管理されているし、ヨットも綺麗と評判はいいようだ。  

レルは現在負傷中だ。彼は復帰に向けて、リハビリに励んでいるが、空いた時間には建築の勉強をしているという。彼はビルト紙に「いつかは引退する時がくる。今は楽しんでいるし、フットボールの世界以外に何かを作り上げていきたい」と語っている。レルはファッションの世界に飛び込む希望もあるようだ。  

イニエスタはワイン醸造所を持ち、メッシも不動産業に投資し、副業をしているフットボーラーはいる。だが、家を設計するなどレルほど意欲的な実業家の顔を持つ選手はいない。

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