メッシとネイマール、人気者の夏

バルセロナのエース、メッシ。バカンス中のアルゼンチン代表はパートナーと子どもをスペインに残し、自身はチャリティーマッチのツアーのため世界を回っている(ちなみに恋人と息子のチアゴは、セスクカップルと一緒にバカンスを過ごしている)。バルセロナへの移籍が決まり、今夏からチームメートとなるブラジル代表のネイマールとはペルーで行われたチャリティーマッチで対戦し、ロサンゼルスで行われる予定だったゲームは直前になってキャンセル。「メッシは家族としっかり夏休みをとらなければ、来年のワールドカップには万全の状態では挑めない」と警告する専門家もいるが、世界最高の選手へのオファーは絶えない。また、脱税疑惑でスペインの裁判所に出頭を命じられるなど、シーズン以上に今夏のメッシの周囲は騒がしい。  

そんなメッシに、コロンビアでとても高価なプレゼントが贈られた。コロンビアのアーティスト、ミスター・ビリングさんが高級ジュエリーのスワロフスキーのクリスタルを使い肖像画を作ったのだ。メッシがガッツポーズする試合中の肖像画でその価値は少なくとも約50億円はするという。ピッチ以外では感情を表に出さないメッシだが、今回もそのプレゼントを見ても、特に驚いた表情は見せなかったようだ。  

そんな“メッシとの共存”が、ヨハン・クライフには難しいと言われ、グアルディオラには理解し合えると言われていたネイマール。彼もメッシ同様、話題には事欠かない。ボリビアの新聞ラ・ラソンが伝えるところによると、ここ数ヶ月で生まれた新生児の約20パーセントが「ネイマール」と名付けられているという。「ネイマール」という名を子どもにつけるのがボリビアではブームなのだ。同国では今までクリスティアーノやメッシと名付けられる子どもも多かったが、現在の一番人気はネイマールだそうだ。  

メッシ、クリスティアーノ・ロナウドがスペイン、いや欧州フットボールを牽引する選手として何かと比較されるが、今季はこの2人にネイマールが割って入ることが予想される。果たしてその期待に応える活躍をネイマールはすることができるだろうか。

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