アルダがリネカーの名言をリメイク

12日に来年フランスで開催される「欧州選手権」の組み合わせ抽選会が行われた。出場国がこれまでの16チームから24チームに拡大され、開催される。出場枠が増えたことで、アルバニア、ウェールズ、アイスランド、スロバキア、北アイルランドと実に5チームの初出場国が参加する。

3連覇を狙うスペインはチェコ、トルコ、クロアチアと同じD組に分けられた。スペインの地元メディアは「危険なグループに入った」と分析をしている。トルコにはアルダ、クロアチアにはモドリッチ、ラキティッチ、コヴァチッチといったスペインの2大クラブで活躍する選手たちがいる。バルセロナに所属するアルダは、UEFAの大会公式ツイッターから抽選についての意見を求められると、こう返答した。
「困難な抽選になった。だけど、サッカーは22人の男が90分間ボールを追いかけ、そして最後に語るのはトルコだ。; )(笑顔のアイコン)」

アルダのこのコメントは、現役時代にバルセロナ、名古屋グランパスエイトでプレーしたイングランド人ストライカー、ゲリー・リネカーの有名なセリフを引用したものだった。
「サッカーは単純だ。22人の男が90分間ボールを追いかけ、そして最後にはドイツが勝つ。」

1986年のメキシコ・ワールドカップの得点王は、1990年のワールドカップでドイツに準決勝で敗れた後にそう語った。アルダはこの名言をベースに、アイコンをつけて、ユーモアを加えた。スペインら強豪と同居する難しいグループだが、アルダは勝ち抜けは自分たちのプレー次第だと語っている。

アルダはスペイン語を話し、このようにユーモアがある。今シーズンはFIFAの移籍禁止処分もあり、まだ公式戦に出場できていないが、シーズン後半戦で面白いコメントをするのではないだろうか。

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