バルセロナの祝賀会に参加していた元R・マドリードの選手

バルセロナとレアル・マドリードは永遠のライバルだ。今シーズンは、バルセロナがリーガ・エスパニョーラ、国王杯、そしてチャンピオンズリーグを制覇し、クラブ2度目となる3冠を達成した。3冠を2度も成し遂げたチームは、フットボールの歴史において初めてだ。

一方、レアル・マドリードは序盤は好調だったが、2015年に入って全てが変わった。コンディションの低下や、モドリッチ、ハメス・ロドリゲスら負傷者が続出した。それだけでなく、アトレティコ・マドリードに大敗した直後にクリスティアーノ・ロナウドが盛大な誕生日パーティーを実施するなど、マドリディスタからブーイングを浴びたゲームもあった。しまいには、バルセロナの優勝セレモニーでピケにその誕生日パーティーを蒸し返され、笑いものにされた。バルセロナの偉業が、レアル・マドリードの来シーズンへの闘争心をかきたてることは間違いないだろう。

そんなライバル関係にある両クラブだが、チャンピオンズリーグ決勝後にベルリンの旧空港で行われた盛大な祝賀会に参加していた元レアル・マドリードの選手がいた。ドイツ代表で現在はイングランドのアーセナルに所属するエジルだ。祝賀会には2,000人の招待客がおり、その一人がエジルだった。ドイツ代表ミッドフィルダーを招待したのは、ネイマールだ。ドイツ紙『ビルド』が伝えていた。ネイマールはエジルのプレースタイルが好きで、2人の間には親交があったようだ。エジルはドイツ代表に合流する機会を利用して、シャルケに所属するドラクスラーとパーティーに参加。朝の6時まで楽しんでいたという。

エジルはレアル・マドリードに加入する前に、「小さな頃からバルセロナのファンだった。僕の夢のクラブだし、いつの日か、メッシの横でプレーしたい。」と公言していたほどだった。レアル・マドリードの選手になってからは、そういうコメントはしていないが、エジルは今でも心のどこかでバルセロナが好きなのかもしれない。

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