3月1日に行なわれるリーガ第26節エイバル対アスレティック・ビルバオ。このゲームはエイバルのホーム、イプルアで開催される。アスレティック・ビルバオのサポーター用に割り当てられたチケットは76枚。この日までに実に1,052人がエイバル戦の観戦希望を出しており、2月24日にクラブは抽選を行うという。ちなみにチケットの値段は40ユーロだ。
アウェーチームへの販売が76枚と少ないのは、今シーズンから1部に昇格したエイバルの本拠地が元々小さいからだ。エイバルのホームスタジアムの収容人数は5,250人。同じバスク自治州のダービー・マッチで多くのロス・レオネス(アスレティック・ビルバオのサポーター)が会場に駆けつけたいと考えているだろうが、スタジアムがそれを許容することができないのだ。
イプルアは北側にあるバックスタンドを拡張しようと工事を始めたが、近くにある2つの住居のタワーに亀裂が入っていることが見つかったため、工事はストップする可能性もあるという。
人口3万人にも届かないエイバルを本拠地とするクラブにとって、スタジアムの大きさは今のサイズが適正なのだろう。しかし、レアル・マドリード、バルセロナを始め、多くの強豪チームがやって来るトップカテゴリーのチームにとっては、やはり現在のスタジアムは小さいに違いない。