ジエゴ・アウヴェスは歴代最高のPK職人

バレンシアに所属するブラジル人ゴールキーパー、ジエゴ・アウヴェスが18節セルタ戦でオレジャナのPKをセーブした。ジエゴ・アウヴェスにとって、リーガで14本目のセーブとなった。このセーブ数はここ25シーズンのリーガで最多記録となる。これまでは現役時代にバレンシアで活躍したサンティアゴ・カニサレスが13本で最多だったが、ブラジル人ゴールキーパーがその記録を塗り替えた。実に、42,42パーセントと脅威のPKセーブ率を誇る。

セーブ数で言えば、最近バルセロナを退団したスポーツディレクターのアンドニ・スビサレッタが現役時代に16本のPKをセーブしているが、彼は102本のうち16本しかセーブしておらず、セーブ率は15,68%と圧倒的に低い。

リーグだけでなく、全ての公式戦を含めるのならば、ジエゴ・アウヴェスは37本のPKのうち17本をセーブ。アルメリア在籍時に18本のうち10本、バレンシアでは19本のうち7本をセーブしている。今シーズンはアトレティコ・マドリードとのホームゲームでシケイラのPKをセーブしている。また、これまで公式戦でジエゴ・アウヴェスはメッシ、カヌーテ、クリスティアーノ・ロナウド、ジエゴ・コスタ、ラキティッチと名手のPKをセーブしてきた。

「PKセーブといえば、ジエゴ・アウヴェス」。スペインで彼の名前はそう歴史に名を残すだろう。タイトルをとらなければ、現時点ではPK職人止まりだ。新オーナーがやって来てから、戦力補強に力を入れるバレンシアがもし今後タイトルを獲得し、その時にこのブラジル人がゴールマウスにいたら、彼はカニサレスと同じようにバレンシアのレジェンドとなるだろう。

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