アルベロアがジョコビッチと同じダイエット法を実践

レアル・マドリードが実に63節ぶりにリーガの首位に躍り出た。首都を本拠地とするチームは2012年5月以来、順位表で最も高い位置に返り咲いた。そんな好調レアル・マドリードで今シーズン、カルバハルと右サイドバックのポジションを争っているアルベロアが人知れずダイエットをしていたという。

2014年のワールドカップに挑むスペイン代表にも確実に召集されるだろうと予想される世界最高峰のサイドバックは、今年に入ってからダイエットを始めた。そのダイエット方法は、世界最高のテニス選手であるジョコビッチが行っていたものだ。ジョコビッチは、自身の本の中でタンパク質の一種で小麦、大麦など穀物に含まれるグルテンを摂取しないというダイエット法を始めた。つまり、パン、パスタ、ビスケットなどを食べない。ジョコビッチはこのダイエットを始めてからフィジカルが洗練され、精神的にも強くなり、コート上でのパフォーマンスが上がった。奇遇なことに、このダイエットを始めてからセルビア人テニスプレーヤーはグランドスラムで6つのタイトルを勝ち取り始めた。ジョコビッチはこのダイエット法を始めるに当たってチョコレートを食べなくなるのに時間がかかったという告白している。

アルベロアはこのダイエットを始めてから体重が2キロ減ったと地元のテレビ局は伝えていた。また、ダイエットを始めたからといってパフォーマンスが低調になったわけでもない。セルビア人テニスプレーヤーもこのダイエットをしてからタイトルを勝ち取り出したわけだが、もしかしたらアルベロアの所属するクラブもジョコビッチと同じようにタイトルを積み重ね出すかもしれない。レアル・マドリードが、もしリーガ、国王杯、そしてチャンピオンズリーグを制覇したら、ダイエットが目的ではなく、“ゲン担ぎ”でこのダイエットをやり出す選手が増えるかもしれない。

ページトップへ