リーガ監督で1番高いサラリーをもらっているのは誰?

レアル・マドリードの監督か、バルセロナの監督か。カルロ・アンチェロッティか、ヘラルド・マルティーノのどちらか、ということは容易に想像できる。2大クラブの予算はスペイン3番目のクラブ、アトレティコ・マドリードと比べても4倍近く、アルメリアなどと比べると20倍近く違うのだから、2大クラブの指揮官のサラリーが高いことは必然といっていい。  

futbolfinanzas.comがリーガの監督の推定年俸を掲載した。このサイトの調べによると、今シーズン、リーガで最も高い年俸を手にしているのは、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティで750万ユーロ(約9億8,000万円)。2番目はバルセロナのヘラルド・マルティーノで540万ユーロ(約7億1,000万円)。3番目はアトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネで250万ユーロ(3億2.000万円)。

ただ、レアル・マドリードもバルセロナもこれまでのシーズンに比べると監督のサラリーは抑えることができている、と地元紙は伝える。昨シーズンまでレアル・マドリードを率いていたジョゼ・モウリーニョの年俸は1400万ユーロだった。グアルディオラがバルセロナを最後に指揮したシーズンに、バルセロナは同指揮官に年俸1000万ユーロを支払っていた。

以下がfutbolfinanzas.comが発表したランキングだ。
 

1. カルロ・アンチェロッティ(レアル・マドリード)750万ユーロ
2. ヘラルド・マルティーノ(バルセロナ)540万ユーロ
3. ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリード)250万ユーロ
4. エルネスト・バルベルデ(アスレティック・ビルバオ)200万ユーロ
5. ミロスラフ・ジュキッチ(バレンシア)180万ユーロ
6. マルセリーノ・ガルシア・トラル(ビジャレアル)180万ユーロ
7. ウナイ・エメリ(セビージャ)150万ユーロ
8. ルイス・ガルシア(ヘタフェ)120万ユーロ
9. ハビエル・アギーレ(エスパニョール)100万ユーロ
10. ベルント・シュスター(マラガ)80万ユーロ
11. ルイス・エンリケ(セルタ)70万ユーロ
12. フラン・エスクリバ(エルチェ)65万ユーロ
13. ルカス・アルカラス(グラナダ)60万ユーロ
14. ペペ・メル(ベティス)60万ユーロ
15. ホアキン・カパロス(レバンテ)55万ユーロ
16. ハコボ・アラサテ(レアル・ソシエダ)50万ユーロ
17. ハビ・グラシア(オサスナ)50万ユーロ
18. フアン・イグナシオ・マルティネス(レバンテ)50万ユーロ
19. パコ・ヘメス(ラージョ・バジェカーノ)50万ユーロ
20. フランシスコ・ロドリゲス(アルメリア)50万ユーロ  

 
この数字は正確ではないだろうが、それぞれの監督の手腕を評価する際に、「あの監督はこの金額に見合う働きをしているのか?」という目安にはなるのではないだろうか。

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