カジェホンの双子の兄弟はボリビアでプレー

今シーズン開幕前にレアル・マドリードからイタリアのナポリへ移籍したカジェホン。レアル・マドリードのカンテラ出身のカジェホンはレアル・マドリード・カスティージャで活躍し、2008年夏にエスパニョールに移籍。3シーズン、サイドアタッカーとして高いパフォーマンスを披露し、2011年にレアル・マドリードに買い戻された。それから2シーズン後、カジェホンが同僚であったアルゼンチン代表イグアイン、ラウール・アルビオルと共に同胞のラファ・ベニテス監督が率いるナポリへ移籍し、貴重な戦力となっている。

カジェホンには双子の兄弟がおり、同じくプロフットボーラーである。現在ナポリでプレーするのはホセ・マリア・カジェホン。兄弟のファン・ミゲル・カジェホンは今シーズンからボリビアでプレーをしている。同じくレアル・マドリード・カスティージャでプレーしていたファン・ミゲルは2008夏にマジョルカに移籍したが出場は1試合だけで、その後はシーズン毎にアルバセテ、コルドバ、エルクレスとチームを変え、2013年からギリシャのチームに在籍していたが、7月からボリビアの「クラブ・ボリビア」というチームに所属している。

クラブ・ボリビアの指揮官はミゲル・アンヘル・ポルトガル、元レアル・マドリードの選手でラシン・サンタンデールの監督を務めたスペイン人だ。双子のカジェホン兄弟は揃って2人も海外でスペイン人監督が指揮するチームでプレーしている。クラブ・ボリビアにはさらに2人のスペイン人選手を抱えており、フィジカルコーチなどを合わせると合計8人のスペイン人が在籍している。

イタリアで成功を掴みつつある兄弟同様に、母国から12.000キロ離れたボリビアでファン・ミゲルはサポーターから愛されることはできるだろうか。カジェホンはスペインで最もワールドワイドな双子代表と言えるだろう。

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