クウェートで“クラシコ”

2004-2005シーズンにレアル・マドリードに所属した、元イングランド代表のマイケル・オーウェン。ジダン、ベッカムが中盤に君臨し、“銀河系軍団”と呼ばれていた時代のレアル・マドリードで“ワンダー・ボーイ”はプレーしていた。1シーズンで13得点を決めたが、インパクトに残るような活躍はできず(マドリディスタから2001年のバロンドールをラウール・ゴンザレスから奪ったと揶揄されたこともあった)、チームを1シーズンで離れることになった。  

昨季を最後に引退したが、現役時代と同じようにニュースを提供してくれる。彼は自身のツィッター上で、自分が持っている「Tシャツ」を抽選でプレゼントすることを発表した。そのシャツとは、半分がバルセロナ、半分がレアル・マドリードのユニフォームで、多くのサインが入っている。フィーゴ、モリエンテス、イエロ、クライファート、べレッティ、ザンブロッタ、メンディエタなど、元レアル・マドリード、バルセロナの選手たちのサインだ。  

1週間前にクウェートでフットサルの“クラシコ”が行われた。国際フットサルトーナメントが行われていた同地でのイベントだった。試合には両クラブのOBが出場。レアル・マドリードが9-5で勝利したこのゲームの時に手にしたユニフォームをオーウェンはフォロワーにプレゼントすることにした。  

世界中から注目を集めるスペインの2強。クラシコを前に、両者のOBがよくゴルフコンペで対戦したりするが、現役引退後も両クラブに所属していたことでいろんなイベントに呼ばれるのだ。レアル・マドリード、バルセロナに所属する。それはステータスだ。活躍した選手は世界で広く顔が知られ、現役引退後もこのようにいろんなイベントに世界中から呼ばれることになるのだ。

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