リバプールのスペイン人選手がツィッターの冗談発言でFAから罰金

リバプールのスペイン人選手、ヘスス・フェルナンデス。2008年にカディスに在籍し、2010年にリバプールに移籍した現在19歳の若手選手だ。この将来有望なオフェンシブハーフが、ツィッターでチームメートのホセ・エンリケとの2ショットをアップし、同僚のことを「ゲイ」と呼んで、紹介した。スペインではよく仲のいい友だち同士が「オカマ!」と言い合う。ヘスス・フェルナンデスはそんな日常の会話をシンプルに英語でつぶやいた。リバプールのスペイン人選手は純粋に冗談でそう呼んだのだが、そんな些細なことが問題となった。  

イングランサッカー協会(FA)はこのツイートを受けて、ヘスス・フェルナンデスに12.300ユーロ(約123万円)の罰金を課すことにした。不適切な表現であり、もう再発させないためが目的だという。  

ヘスス・フェルナンデスはこの罰金を受けて「もし僕のチームメートに対するコメントで嫌な思いさせてしまったら申し訳ない」とツイートしている。リバプールの若いスペイン人は今季すでに13回の出場機会を手にしており、彼の未来にリバプールを期待は寄せている。ツイートという公共の場での発言を含めて、若い選手はいろんなことを学ばなければいけない。しかし、まさか単なる冗談でこんなにも高額の罰金を支払わなければいけないことにはなるとは思わなかっただろう。スペインでは、ツイートの発言でこんな高額の罰金を課せられるなんて、と驚きを持って伝えられている。

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