欧州最高のゴールキーパーはリーガ3部所属!?

スペインのリーガ3部(実質4部)のグループ14でプレーをするエストレマドゥーラUD。90年代に1部を主戦場とし、今では消滅してしまったCFエストレマドゥーラの意志を継いで再スタートをしてできたチームだ。所属する選手はセミプロだ。しかし、あくまで数字の上での話だが、“今季欧州最高のゴールキーパー”はこのクラブに所属している。テテという名のゴールキーパーだ。  

テテはスポーツ名で本名はアルフォンソ・マルティネス・サンブラノ。1974年生まれのゴールキーパーで2007-2008シーズンにはラージョ・バジェカーノの2部昇格に貢献した。  

テテは今季これまでに32試合プレーして、12失点。1試合平均0,38失点だ。この数字は現在1部リーグで最も平均失点数が少ないアトレティコ・マドリードのゴールキーパー、クルトゥワを大きく引き離している。国王杯決勝でもファインセーブを連発したベルギー人は5試合で28失点。1試合平均0,80失点だ。  

スペインだけではなく、欧州でもその数字は際立っている。主要リーグで失点が少ないゴールキーパーは、ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)、ジョン・ハート(マンチェスター・シティ)、ブッフォン(ユベントス)だ。ノイアーが平均失点が0,45点とぺぺに最も近いが、平均失点で彼を上回る選手はいない。数字の上では、エストレマドゥーラUDのゴールキーパーが欧州で最高ということになる。

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