ビジャレアル時代に続き歴史をつくったマヌエル・ペジェグリーニ

マヌエル・ペジェグリーニがマラガをUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝に導いた。マラガにとって今季は史上初めての欧州最高峰の舞台だったが、グループリーグを突破すると決勝トーナメント1回戦ではポルトと対戦。ファーストレグでは敗れていたが、ホームのセカンドレグで見事に2-0で勝利し、逆転で準々決勝に駒を進めた。  

マラガのこの快進撃に欠かすことができないのがチリ人の指揮官だ。マヌエル・ペジェグリーニは2004年からビジャレアルを率い、翌2005-2006シーズンにクラブ史上初めてUEFAチャンピオンズリーグ出場。アルゼンチン代表のリケルメを中心にしたチームは準決勝でアーセナルに敗れてしまったが、クラブに新たな歴史をつくった。そしてスペインで3チーム目となるクラブ、マラガで彼はまたも歴史をつくりあげた。  

ビジャレアル、レアル・マドリード、そしてマラガとこれまでにリーガで322試合を指揮してきたペジェグリーニ。彼のフットボールを人々はエレガント、いいフットボールを評する。しっかり後方からボールをつなぎ、組み立てていく。どこのクラブに行っても、素晴らしいフットボールを見せ、なおかつ結果を残す。ビジャレアルのファンはいまだに彼のことを名残惜しみ、マラガのホームスタジアム、ラ・ロサレダでは今や1番のアイドルとなった。  

またペジェグリーニはUEFAチャンピオンズリーグの舞台ですでに36億円を超える収入をクラブにもたらしている。

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