【2018年春遠征リポート②】

2018年3月24日~4月1日の期間、北海道旭川市を拠点に活動するTRAUM旭川さんのスペイン遠征をお手伝いさせて頂きました。TRAUM旭川はチームとして初の海外遠征でしたが、選手達は問題なくスペインに馴染んでいました。

今回は、国際親善試合2試合、MICサッカートーナメントへの大会参加、リーガ・エスパニョーラ試合観戦、バルセロナ観光と内容の濃い遠征でした。

親善試合はJABAC TERRASA(ジャバック・テラサ)とSANT GABRIEL(サンガブリエル)の2チームと対戦。両クラブともスペイン・カタルーニャ州でU-18年代までの選手育成に定評があり、リーグ戦ではFCバルセロナやRCDエスパニョールといったリーガ・エスパニョーラ1部のクラブの下部組織と凌ぎを削っています。

選手たちは、日本では味わえないようなフィジカル能力差、緻密で流動的な攻撃、組織的な守備に戸惑いを見せていました。しかし、徐々にTRAUMさんの強みである「止める・動かす・外す」といった技術と個人戦術への追求がスペインのチームにも通用していました。

その後、チームはバルセロナからロサスへ移動しました。MIC本大会に挑みました。予選リーグでは、KAPTIVA SPORTS FLORIDA(アメリカ)、FC ZENIT(ロシア)、KOGE BK(デンマーク)と対戦。1分1敗で迎えた第3戦は、勝ち点1で並ぶKOGE BKと決勝トーナメント進出をかけたゲームとなりました。序盤、デンマークチームの闘争心溢れるプレーと、悪質なファールの数々で苦戦を強いられます。日本では試合が中止になってもおかしくない荒れようでしたが、試合は続行。普段はリラックスムードの旭川の選手達にも火がつき、試合は白熱します。後半は日本チームが爆発。大量5得点で勝利し、決勝トーナメント進出を決めました!

決勝トーナメントはFS METTA(ラトビア)との対戦となりました。ラトビアの名門クラブとの一戦は、苦しい展開となりました。耐え忍ぶ時間が続きますが、何度か相手ゴールにも迫ります。最後は自力の差を見せつけられ、1-5で敗戦。初のMIC大会参加は堂々のベスト16の結果で終了となりました。

その他、サグラダ・ファミリア観光、ビーチサッカー、ショッピングなどを楽しみました。海外チームとの交流、新しい環境と生活、そして日本の文化とは全く違うスペインの文化に触れることで、選手たちの今後の人生の「幅」を広げる遠征となったことを願っています。

今後のTRAUM旭川の活躍を応援しています!!ありがとうございました!!





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