メスタージャでも見れたアメリカの風物詩

リーガ・エスパニョーラ22節、バレンタインデーの週末にバレンシア対ヘタフェ戦のハーフタイムに1人の男性が愛する女性にプロポーズをした。ピッチの芝生に片膝をつき、求婚したのだ。4万人の観衆はこのカップルの人生の大事な1ページを見届けた。

バレンシアのサポーターであるヘススは、ハーフタイムに自分の恋人であるエステルを連れて、ピッチへ。そして彼女の前にかがみ、結婚を懇願するメッセージが書かれたバレンシアのユニフォームを差し出し、プロポーズした。4万人が固唾を飲んで見守る中、エステルは「はい」と答えた。メスタージャの観衆が大きな拍手を2人はキスをしながら耳にしていた。

アメリカでは、試合中にピッチでプロポーズすることはどのプロスポーツでも行われるが、スペインではあまり馴染みがない。しかし、今後は愛するスタジアムで愛する人にプロポーズすることは増えていくだろう。ただ、お互い違うチームが好きな場合、どこで行うのがいいのかを悩むフットボール好きのカップルも出てくるかもしれない。

バレンシアの幸せはハーフタイムだけでは終わらなかった。ゲームもネグレドのゴールで勝利し、チャンピオンズリーグ出場権を手にする4位に浮上。ヘススとエステルというカップル以外にも、全てのメスタージャの観衆は満足してその日家路に着いた。

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