アトレティコのフォワードはマドリディスタ

アトレティコ・マドリードに今夏、新たに入団したラウル・ヒメネス。16日に行われた親善試合のサンプドリア戦でさっそくデビューし、素晴らしいパフォーマンスを見せるなど周囲を納得させている。 ただ、23歳のメキシコ代表経験もあるアタッカーは、今後活躍しなければ、サポーターから過去のことをほじくり返され、一気に総スカンを喰らうかもしれない。ラウル・ヒメネスは、アトレティコの最大のライバルである、レアル・マドリードのファンであることを公言していたからだ。  

ラウル・ヒメネスは自身の公式ツイッターで昨シーズンのレアル・マドリードのゲーム、バルセロナ戦やアトレティコ・マドリードと戦ったUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦に関して自分の感想に加え、「僕はレアル・マドリードのファン」「僕はマドリディスタ」とツイートしていた。また、過去にはインタビューで「レアル・マドリードでプレーするために欧州に移住することが夢だ」と語っている。  

ラウル・ヒメネスの過去のコメントに対して契約前にアトレティコ・マドリードのサポーターの間では批評が起こった。選手はレアル・マドリードへの愛情を示したコメントをすで何個か削除しているが、コルチョネロスはしっかりと記憶にとどめているはずだ。  

仮にこのメキシコ人アタッカーが低調なパフォーマンスを示せば、すぐに嫌われてしまうかもしれない。特にレアル・マドリード戦で大きな決定機を外したとなれば、やっぱりお前はメレンゲだったのか、とうがった見方をするサポーターもいるだろう。  

はたして、ラウル・ヒメネスはアトレティコ・マドリードでサポーターを納得させ続けさせることができるプレーを示せるだろうか。

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