パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表のイブラヒモビッチ。ピッチでの圧巻でのパフォーマンス同様、ピッチ外でも多くの話題を振りまくスター選手のひとりだ。スペインでは2010－2011シーズンにバルセロナに所属し、わずか1シーズンプレーしただけ。当時監督だったグアルディオラとの間に確執があり、自身の自伝で痛烈に批判している。またメッシ、シャビらも揶揄し、スペインでも大きな話題となった。その後もわずか1シーズン、スペインにいただけだったが、よくコメントは取り上げられている。イブラヒモビッチは話題に事欠かない。 　

つい先日もこんな事があった。イブラヒモビッチはパリ・サンジェルマンのトレーニングセンターでの食事に不満を持っていた。彼が不満だったのは食事のクオリティーではなく、同じメニューが繰り返されることだった。毎日トレーニングをする選手たちは同じように毎日クラブのトレーニングセンターで昼食をとる。ただ、イブラヒモビッチはよく同じメニューが繰り返されていたのでその不満を口にしていた。すると、クラブはトレーニングセンターで働く2人のコックを首にして、新たな人間を雇ったのだ。 　

昨シーズンはクラブにリーグ優勝をもたらし、今シーズンもこれまでに公式戦で37得点を決めるなど、イブラヒモビッチはチームを牽引している。彼がパリ・サンジェルマンに移籍したことでクラブは世界から注目を集め、クラブはタイトルを制覇するようになった。そんな大エースの不満に対して、クラブは迅速に対応したのだ。 　

イブラヒモビッチの言葉は絶対なのだ。