コエントラン、免許を買う

ポルトガル代表でレアル・マドリードに所属するコエントラン。欧州最高のサイドバックのひとりであることに疑いはないが、いまいちマドリディスタや地元メディアからの評価は芳しくなく、古巣ベンフィカへの復帰が今夏も轟かれている。  

このポルトガル人は、母国のブラガの警察の調べにより、1か月前に運転免許を買っていたことがわかった。2,000ユーロを払うことで試験に不正に合格していたのだ。プロフットボール選手として忙しい彼は勉強する時間がなかったと主張している。コエントランはこの問題を複雑にしたくないので、その後、免許は保持していないと明言しているが、昨シーズン、電話をしながら運転をしているコエントランの映像がニュースで流れている。  

レアル・マドリードの選手たちはどんな時でも映されており、トレーニング場からの道はいつもカメラが張りついている。カシージャスが手を骨折し、片手で運転をしていた姿がニュースで報じられ、警察が調査すると話題となったこともある。同僚のマルセロが免停時に運転をして罰金を払ったこともある。他のチームだが、昨季はバレンシアのフェグリが無免許で運転し、簡易裁判で判決を受けた。  

フットボール選手と車は切っても切り離せない。スーパーカーでトレーニング場に現れ、話題になることも多い。メッシが白いマセラッティを買い、車の色がレアル・マドリードだという記事が出た。今夏はイエニスタが、約2億円の価値があり1200馬力で時速415キロ出るブガッティ・ヴェイロンをバカンス先で乗っていたところを撮られている。メッシ、イニエスタのイメージからはスーパーカーとは結びつきにくいがフットボール選手には事実、車好きが多い。ゆえにコエントランのような免許、車に関する話題が今後も散見されるのではないだろうか。

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