バルセロナに所属するメッシの人生がハリウッドで映画化される。アメリカのエンターテイメント雑誌『バラエティ』のデジタル版がそう報じている、とスペインの地元メディアが伝えた。彼の自伝が映画のベースになるようで「メッシ：伝説となった少年のインサイドストーリー」というタイトルがつくようだ。今は映画会社がこのブロジェクトを進めるために脚本家と撮影の指揮を執るディレクターを探しているという。公開予定時期は2014年6月。つまりブラジルでのワールドカップ開催に合わせての公開を考えている。 　

ご存知のように25歳のメッシは史上初めてバロンドールを4度受賞するなど、誰もが世界最高のサッカー選手と考えている。クライフ、プラティニ、マルコ・ファンバステンはバロンドール受賞3回で4度もこの栄誉に輝いていない。1995年までは欧州人の選手だけが対象だったため、ペレとマラドーナは1度もこの賞を手にしていない。 　

映画プロダクションはメッシの幼少期のストーリーを丹念にリサーチしている。彼の謙虚な姿勢はどこで培われたものなのか。メッシはどのようにして成長期の成長ホルモンの異常を乗り越えたのか。またそのデメリットをピッチではどのように克服していったのか。いかにして彼は歴史上最高のサッカー選手となったのか?

「映画化の目的は観衆に強いインスピレーションを与えること。夢を叶えるのに不可能がないことを伝えたい」と映画会社の役員はコメントを残している。 　

メッシの人生はしっかり映画化されるのだろうか。