メッシ初の大怪我は13歳の時、引退の危機も

今や名実共に世界最高の選手なったバルセロナに所属するアルゼンチン代表のメッシ。彼がバルセロナが来て、最初のシーズンは全くプレーできなかった。原因は「負傷」だ。  

2001年2月、バルセロナに来て2試合目だった。バルセロナのインファンティールB(13歳以下のカテゴリー)でプレーをしていたメッシは、『エベル・エスコラ・エスポルティーボ』というチームと対戦。背番号11番をつけていた13歳のメッシがドリブルをしている際、左サイドで相手ディフェンスに倒されてしまった。ディフェンスには悪意はなく、足をのばしてボールを奪おうとしたが、それが運が悪いことに足がかかってしまったのだ。13歳の幼いメッシは頭を抱えて、ピッチでもがく。これまでほとんど大きな怪我もせず、順風満帆に選手生活を過ごしているメッシだが、彼のキャリア最大のピンチはこの13歳の時だった。このゲームでメッシは腓骨を骨折。スペインに来て早々での重傷。復帰はできるのか。そもそもサッカーはもう一度できるのか。いろんな不安が頭を過ぎったようだ。メッシはアルゼンチンにすぐさま帰ることも考えたという。  

この時、メッシを倒してしまったのがマルク・バイゲスさんだ。先日、25歳になった彼が地元のテレビに出演し、その時のことを説明していた。マルクさんは全く自分に悪気はなくボールを奪いに行ったのに、相手が大怪我をしてしまってすごく印象に残っている、と話していた。  

メッシはその後、負傷から回復。しかし、彼のスペイン1年目は本当についていない。自宅で階段を踏み外してしまい、またも骨折。この度重なる怪我のため、メッシはバルセロナのカンテラに入った最初のシーズンは負傷のため、ほとんどプレーをしていなかった。メッシのサッカー人生でこの時が負傷で最も戦列から離れていた時期になる。

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