スペインの建築、正の遺産、負の遺産(1)

1.正の遺産:鉄鋼の町から観光都市へ、ビルバオ・グッゲンハイム美術館

1975年の独裁者フランシスコ・フランコの病没後、スペイン政治は民主化への道を進んだ。長らく内に閉ざしていたスペインはその後、1986年の欧州連合への加盟、1999年の統一通貨ユーロ導入などを通して、急激な経済成長を遂げた。その間、EUの経済的支援もあり、スペイン中の隅から隅まで数多くの公共建築が建設され、建設ブームはスペイン経済を力強く押し上げ続けた。

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