1億円を一瞬にして焼き尽くす、バレンシアの火祭り

マドリッド、バルセロナに次ぐ第3位の都市バレンシア(人口173万人)。パエリアの本場でもあるバレンシアを語る上で欠かせないのが「火祭り」。ラス・ファジャスと呼ばれ、毎年100万人以上もの参加者を誇るスペイン三大祭りの一つだ。(ファジャとは、「二ノット」と呼ばれる単体の張子人形が複数に組み合わされてテーマ性のある作品になり1つの「ファジャ」が出来上がる。複数集まったのものが「ファジャス」)
Fallas 2015-3_el pilar_
この祭りの由来は、大工の守護聖人であるサン・ホセ(イエス・キリストの父)を祝う日にあたる3月19日に、大工たちが古い材木を燃やすという古い習慣が現在の火祭りの起源であるという。時を遡ること約270年前、1740年に初めてこの祭りは開催された。

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