臓器移植大国スペイン

スペインは脳死からの臓器移植の提供が世界で最も多い国だ。この要因の一つに、日本とは異なるスペインの制度がある。日本では2010年7月の改正臓器移植法の全面施行により、本人の臓器提供の意思表示に加え、家族の承諾があれば臓器提供できるようにシステムが拡大された。一方、スペインでは、臓器移植提供の拒否の意思を表明していなければ、自動的にドナーとみなされるという制度になっている。このシステムは、イタリア、オーストリア、ポルトガルなど他のヨーロッパ諸国も採用しているが、なかでもスペインの臓器提供件数は傑出している。

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