
観光客でにぎわうマヨール広場(昨年末)
国立統計研究所(INE)が1月23日に発表したデータによると、2011年の首都マドリードにおける訪問客数が過去最高となっている。
昨年、首都マドリードは過去最高となる8,328,952人の訪問客数を記録した。これは2010年と比べ5.8パーセントも増えている。特に外国からの訪問客数が8パーセント増加したことが大きいのだろう(国内訪問客数は3.5パーセント増)。
ちなみにスペイン全体の平均は3.8パーセント増となっており、これを2パーセントも上回っているマドリードが、2011年、スペインの大都市の中で最も高い成長率を示しているとのことだ。
また、クリスマスシーズンとなる昨年12月の訪問客数でも、マドリードは新たな記録を樹立した。2010年の同月と比べると、0.9パーセント増の668,956の人々がマドリードを訪れている。この数字は過去の12月の中で最も高いものとなった。
これに対して、スペイン第二の都市バルセロナでは昨年12月の訪問客数が1.6パーセント減少している。またスペイン全体でも1.2パーセント減という数字が出ている。
訪問客の増加に伴い、マドリードの宿泊者数も2010年から7.7パーセント増となる16,366,927人を数え、過去最高となっている。中でも外国人旅行者数は11パーセントも増えていた。この数字はマドリードに訪れた旅行者が一人につき1.97泊している計算となる。スペイン全土では6.4パーセントの増加であった。
昨年8月、マドリードはJMJ(ワールドユースデー)というローマ法王が訪れる青年カトリック信者の集会が行われており、それが訪問客数増加のひとつにつながったのかもしれない。しかし12月の伸び率を見る限り、理由はそれだけではなさそうである。
何にしてもスペイン中が不景気と言われるさなか、観光業の発展はマドリードにとって、スペインにとって、不況脱出の大きな一筋の光となりそうだ。
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