先日26日に行われたFCバルセロナ対グラナダFC戦で、FCバルセロナのカンテラ選手がまた一人、トップチームデビューを果たした。リーガでの公式戦ではこの日がデビューとなるも、クエンカのトップチームでの初試合はその1週間前に行われた、対FCヴィクトリア・プルニゼ戦であった。
クエンカは少し意外な経歴の持ち主だ。なぜならトップチームでデビューするまでに、なんと2度もFCバルセロナから離れた経験があるからだ。
カタルーニャ州のレウスで育った彼はFCバルセロナのスカウトの目に留まり、2002年(11歳)にFCバルセロナのカンテラに加入する。しかし2004-2005年シーズンの半ばに、身長の低さやフィジカル面の弱さを理由にFCバルセロナを去ることになる。その3年後、地元チームでの活躍の甲斐あって再びFCバルセロナに戻ることになる。しかし、もっと試合での経験を積ませたいというカンテラ運営陣の考えから、当時リーガ2部Bに所属していたサバデルFC(今シーズン2部)にレンタル移籍される。レンタル移籍から戻ってきたクエンカはその後もFCバルセロナのカンテラで成長を続け、先日のトップチームデビューに至った。
クエンカのポジションはFWで果敢に敵陣地へ攻め上がる攻撃意識の高さが持ち味だ。ボールを扱う際のテクニックにも秀でている。グアルディオラ監督は言う、「2度もクラブから去り、戻ってきたんだから間違いなく特別なものを持っている。」と。
現在FCバルセロナはペドロやアレクシス・サンチェスなどFW陣の相次ぐ故障に悩まされており、FWが足りない状態だ。そんなチームにとって劣性な状況の中で、果たして若干20歳のテクニシャンはチームに新鮮な風をもたらすことが出来るのだろうか。今シーズン、クエンカがどこまで活躍できるかが注目される。
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