”Joyel Rico de los Austrias”とは?-2
プラド美術館が所蔵するアントニオ・モロの画いたメアリ1世の肖像画で、彼女が首から提げているのは「Joyel Rico de los Austrias」と呼ばれる宝石だ。 大概「Joyel Rico de los Aust… もっと読む »
プラド美術館が所蔵するアントニオ・モロの画いたメアリ1世の肖像画で、彼女が首から提げているのは「Joyel Rico de los Austrias」と呼ばれる宝石だ。 大概「Joyel Rico de los Aust… もっと読む »
「ブラッディ・メアリー(血まみれのメアリー)」という異名で恐れられた君主が16世紀の英国にいた。メアリー=チューダー、後のメアリー1世である。彼女はヘンリー8世と彼の最初の王妃カタリーナ・デ・アラゴンの娘で、即位してから… もっと読む »
スペインバロックを代表する画家にアロンソ・カノという人物がいる。ベラスケス、リベーラ、スルバランに比べれば知名度では劣るものの、生前は画家としてだけでなく、彫刻家、祭壇装飾家、建築家としても大いに名を馳せ、宮廷に画家兼私… もっと読む »
今回の発見は、メトロポリタン美術館所属のヨーロッパ絵画専門家のキース・クリスティアンセ(Keith Christianse)氏と絵画保存部責任者マイケル・ギャラガー(Michael Gallager)氏の共同研究で実現し… もっと読む »
9月に事件が起きた。N.Y.のメトロポリタン美術館で「ベラスケスの描いた絵」が発見されたというのだ。ベラスケスは17世紀スペインを代表する画家。宮廷画家に招聘された事を足掛かりに廷臣に昇進、徐々に立身を重ね、終いには王宮… もっと読む »
『ネズミのペレス』の物語は一般庶民にも浸透し、絵本も出版され、様々な言語に翻訳された。日本語版の『ねずみとおうさま』は1953年に岩波書店が出版している。 なお、この話に登場するアレナル通りは、マドリードの中心、ソル駅か… もっと読む »
『ラトンシート・ペレス』のストーリーは次の通り。 主人公のブビーの歯が抜ける。彼はこの歯を枕の下へ入れ、就寝する。その夜、ネズミのペレスが抜けた歯を回収しにやって来て、目を覚ましたブビーと友達になる。ペレスは、これから次… もっと読む »
子どもは8歳くらいになると歯が、乳歯から永久歯へ生え変わる。これは万人が経験する通例であり、洋の東西を問わず様々な迷信が存在する。日本では、子どもの乳歯が抜けると、下の歯なら屋根の上に、上の歯なら縁の下に投じる。アメリカ… もっと読む »
プラド美術館は世界最大のゴヤ・コレクションを誇る。そのため、同美術館は多くの人々にゴヤの作品を知ってもらう事を義務の一つと認識している。その普及活動の一環として、先月19日、1000点以上のゴヤの作品の高解像度画像を閲覧… もっと読む »
マドリッドへ訪れた人が必ず立ち寄る観光スポットの一つに、「ボレティン」というレストランがある。ここはヘミングウェイが頻繁に食事をし、スペイン画壇の巨匠ゴヤが皿洗いとして働いていた、という歴史の古いレストランである。そのす… もっと読む »
「サン・プラシド修道院のリフォーム工事で発見されたミイラはベラスケスのものではないか?」という仮説が立ち、その正否を確かめるべく検証が行われた。(※関連記事:ベラスケスシリーズ4) 第2の検証はミイラの”指紋“をとって、… もっと読む »
サン・プラシド修道院のリフォーム工事中に発見された一対のミイラが、「ベラスケスとその妻のものではないか」、という仮説が立てられた。このミイラは、男女のカップルで、17世紀のものらしかった。ミイラの年齢もベラスケスと彼の妻… もっと読む »