Mes: enero 2016

【番組告知】琉球朝日放送「こきざみぷらす」全4回

ノバジカがバルセロナでの取材撮影にご協力させていただいた番組が、2016年1月毎週土曜日に放送中です。ぜひご覧ください! ■番組名:こきざみぷらす in スペイン バルセロナ ■放送日時:2016年1月9日(土)・16日(土)・23日(土)・30日(土)       毎週土曜日24時45分~25時15分(日曜日0時45分~1時15分 予定) ■放送波:琉球朝日放送 ■放送概要(公式サイトより): 番組初海外ロケでスペイン・バルセロナへ! 番組初海外ロケ!  こきざみインディアンと長嶺花菜がスペイン・バルセロナへ!  世界トップクラスの人気観光地バルセロナと沖縄の違いは?  2泊3日の贅沢ノープランロケ! 【出演】こきざみインディアン、長嶺花菜 ※番組サイト→こきざみぷらす http://www.qab.co.jp/kokizamiplus/

音楽隊としてメスタージャを踏んだ16歳スペイン代表

バレンシアに将来を嘱望されるセンターバックがいる。カルロス・バダルという名のスペイン人センターバックで、バレンシアのユースAに属している。彼はU-16とU-17スペイン代表歴のある16歳だ。今シーズンはバレンシアのユースチームの選手として、チャンピオンズ・ユースリーグでもプレーしていた。その彼が18節レアル・マドリード戦でメスタージャのピッチを踏んだ。選手としてではない。試合前にピッチを盛り上げる“音楽隊の一員”として、フォルンを持って、メスタージャの芝生の上を革靴で歩いたのだ。 メスタージャでは試合前にバレンシア州の各町の音楽隊がゲームの盛り上げ役を担当する。クラブの伝統だ。ピーター・リムがオーナーになってからは、チームのバスが到着する時にもその音楽でサポーターやチームを盛り上げていた。 レアル・マドリード戦当日、カルロス・バダルは出身地ビジャヌエバという町の75名の音楽隊の一員として、トップチームを応援した。スペインの世代別代表に選出されるだけあり、周りの楽器を持つ子供に比べて、身体は一際大きく、目立っていたという。 カルロス・バダルは6歳の頃から音楽教室に通っていた。サッカー選手としてもその評価は高く、スペインはもちろん、欧州の各クラブが熱視線を送るタレントだ。昨夏までディレクターだったフランシスコ・ルフェテはそんな逸材を逃さないように違約金を800万ユーロ(約10億円)に設定し、4年契約を結んでいた。 将来を嘱望される逸材は、近い将来、フォルンではなく、足にスパイクを履き、音楽隊の奏でる音に励まされ、そのクラブエンブレムを守るためにメスタージャのピッチに立つだろう。