Mes: noviembre 2015

【番組】TV東京「ガイアの夜明け」

ノバジカがスペインでの取材撮影にご協力させていただいた番組が、明日12月1日(火)夜10:00~放送されます。ぜひご覧ください! ■番組名:日経スペシャル ガイアの夜明け      ”庶民の味”を確保する!~ サンマ、タコ…世界争奪戦~ ■放送日時:2015年12月1日(火)夜10:00~ ■放送派:テレビ東京系列 ■放送概要(公式サイトより): ”庶民の味”サンマが、食卓から消える–?今年は漁獲量が半減、スーパーでの売値が、例年より5割以上跳ね上がったことも。これまでにも気候の変化などでサンマが値上がりする俊はあったが、今回は日本にとって、深刻な事情が横たわる。サンマ漁の「ライバ ル」が、急浮上してきたのだ。それは、中国や台湾–。和食人気による「爆食」を受け、それらの国や地域の漁獲量が急激に増えて サンマの資源量があやぶまれる… ※番組サイト&予告動画 日経スペシャル ガイアの夜明け ”庶民の味”を確保する!~サンマ、タコ…世界争奪戦~ http://novajika.abossa.com/news/www.tv-tokyo.co.jp

新年まで持つか、2人の監督の首

リーガ・エスパニョーラは今シーズン、これまでに3人の監督の首が飛んだ。1人目はラス・パルマスのパコ・エレーラ、2人目はレバンテのルカス・アルカラスだった。もう1人は昨シーズンからレアル・ソシエダを率いるスコットランド人のモイーズ監督だ。そして、この3人に続きそうな監督が2人いる。   勝ったチームはいつものように勝ち点3以上のポイントを手にすることはないが、エル・クラシコの結果は大きな影響力を持つ。レアル・マドリードのラファ・ベニテス監督は内容でも結果でもバルセロナに完敗し、その進退が取り沙汰されている。シーズン序盤、勝ち点も首位のバルセロナと6ポイント差となったが、彼の首はすでに危うい。プレシーズンからチームのパフォーマンスが守備的であると批評され、大エースであるクリスティアーノ・ロナウドとは戦い方で確執があると言われ続けてきた。火のないところに煙は立たない。少なからず、エースとの間に確執があるのだろう。 エル・クラシコでの敗戦で、その溜まったものが全て爆発してしまった。クリスティアーノ・ロナウドは、フロレンティーノ・ペレス会長に「ベニテスをとるのか、オレか」と監督の解任を迫ったと報道されている。また、退場になったイスコもベンチスタートだったことに失望を隠せなかったことを公言している。 バルセロナ戦の敗戦は、監督だけでなく、フロレンティーノ・ペレス会長の進退問題までに発展した。スタンドから会長が座る貴賓席に向かって、辞任コールが起こった。会長は会長選挙を開会する気はないと言っているが、このままトップチームがマドリディスタを満足させることができなければ、昨シーズンのバルトメウ同様に、会長選を開くことと宣言しなければ収拾がつかなくなるだろう。 たったひとつのゲームの敗戦で劇的にチームが窮地に陥る。エル・クラシコが特別なゲームなのは、こんな報道からもよく分かる。 ベニテスと共に首が危ういのが、バレンシアのヌーノ・エスピリト・サント監督だ。ヌーノが救われるのは、彼の代理人ホルヘ・メンデスの存在もあり、オーナーのピーター・リムの信頼が揺るぎないことだが、選手やバレンシアニスタに求心力はない。昨シーズンはピーター・リムと共に強豪復活の立役者として称えられたが、アマデオ・サルボ元会長、元スポーツディレクターのルフェテと対立し、2人を追い出してから彼を支持する声は少なくなってしまった。 ヌーノの過ちは監督以上の権限を求め、独裁者となったことだ。彼はディレクターになり、チームを完全に掌握しようとした。そして采配も狂った。ローテーションは機能せず、勝ち点を思うように重ねられない。さらにはインタビューのちょっとした言葉に過敏に反応し、ネグレドを冷遇した。近頃はメスタージャのホームゲームでは「ヌーノ、出て行け」の合唱がチームのチャントと共に定番の歌となっている。 はたして、チャンピオンズリーグに出場している2つの大きなクラブの指揮官は、新年を今いるベンチで迎えられるのだろうか。

【スペイン遠征2015夏】セレッソ大阪U-13様

セレッソU-13の皆様が、9月8日(火)から9月14日(月)の日程でスペイン遠征を行いました。リオハ州で行われたU13トーナメントに参加し、リーガの育成チームと対戦し素晴らしい戦いを演じました。遠征の様子を写真と共にご紹介します。 マドリードに到着し、翌日は朝からトレーニング。長旅後の大事な調整。午後の試合に備えます。 最初のトレーニングマッチはラージョ・バジェカーノと対戦。2-0でセレッソが勝利! 大会前最後のトレーニングマッチはアルコルコンと対戦しました。 大会地へ移動しいよいよ本番です。まずは対戦相手となるエスパニョールとセルタの試合を視察。 初戦の相手は前回大会優勝のエスパニョール。激しい試合となりましたが3-2で勝利! 2試合目の相手はセルタ。1-0で勝利し1位で予選通過! 決勝トーナメント初戦の相手はAビルバオ。結果は5-1の圧勝。準決勝の相手はFCバルセロナに決定! いよいよバルサ戦。前線から果敢にプレッシャーを掛けに行きバルサを苦しめましたが、惜しくも1-2で敗戦。3位決定戦を戦うことになりました。 3位決定戦の相手はRソシエダ。連戦で疲れもあり試合は1-1の引き分け。PK戦でセレッソが3位となりました。 大会後の表彰式の様子。デポルやエスパニョール選手達と交流。 トレーニングマッチから大会まで選手達は、様々なタイプの相手に対し伸び伸びとサッカーを楽しんでいました。それぞれの持ち味を与えられた時間の中で精一杯表現しようと努めていたセレッソの選手達には、観客席からも大きな拍手が送られました。 セレッソU13の皆様、大変お疲れ様でした!! ——————————————————————————————- ◎サッカーや水球、その他スポーツ関連の「スペイン遠征」の詳細をご案内致しております。 ◎遠征にご興味・ご質問のある方はノバジカへお問合せください。 メール:novajika@novajika.com TEL:(+34)933-425-861 (日本語対応可) ——————————————————————————————-

11試合8得点で叩かれるクリスティアーノ・ロナウド

レアル・マドリードが敗戦すると、クリスティアーノ・ロナウドがやり玉に挙げられる。ビッククラブのエースの宿命だ。レアル・マドリードで言えば、ラウール・ゴンザレスもチームの不振で幾度となく叩かれた。ライバルクラブのバルセロナのエース、リオネル・メッシも2シーズン前はそうだった。敗戦するといつも責任を追求されるのは監督であり、そしてエースだ。 リーガ・エスパニョーラ11節セビージャ戦で、レアル・マドリードは2-3で敗れた。“エル・クラシコ”を前に両者の間には勝ち点差は3に開いた。セビージャ戦は、これまでに19得点を決めるなどロナウドにとって最も得意な対戦相手だった。しかし、このゲームではロナウドは5本のシュートを放ち、枠内は1本だけで無得点に終わった。 驚異的なペースでゴールを量産してきたロナウドだが、今シーズンは11節が終わって、8得点。昨シーズンはこの時点で18ゴールを記録していた。1試合平均1,8得点の得点力は、今シーズン1試合0,72得点だ。過去のシーズンで11節終了時に11(2010-2011シーズン)、13(2011-2012シーズン)、12(2012-2013)、11(2013-2014)、18(2014-2015)と決めてきたポルトガル人ストライカーにとっては、今の8得点は少ない。実際に2009-2010シーズンにレアル・マドリードにやってきて以来、最低の数字だ。 エースストライカーのゴールは、チームの勝敗を左右する。ロナウドが得点を決めた試合はレアル・マドリードは85パーセント勝利しており、彼が得点を決めた試合では7パーセントしか負けていない。ロナウドがゴールを決めなかった試合は56パーセントが勝利で、負け試合が19パーセントだ。 ロナウドはラファ・ベニテス監督との関係も良好ではないと言われており、カルロ・アンチェロッティを辞任させたフロレンティーノ・ペレス会長にも不満を抱いている。その結果、パリ・サンジェルマン戦後にローラン・ブランに「あなたといっしょに仕事をするのは大歓迎です」というコメントが報道されたり、インタビューでレアル・マドリード以外でキャリアを終える可能性があると示唆したことが大きな話題となった。  エスパニョール戦で1試合に5得点を奪ったとはいえ、11節終了時点で8ゴールという結果は、立派な数字だ。過去の彼の戦績に比べると確かに少なくっているが、決してスランプというほどの数字ではない。それでもチームが負けるとこのようにエースは叩かれ、移籍の噂まで出てしまう。スター選手はいい時にしろ、悪い時にしろ、注目が集まる。

カンテラ出身のスタメン定着に期待が高まる選手とは?

リーガ・エスパニョーラ10節ヘタフェ戦で、バルセロナはルイス・スアレスとネイマールの得点で勝利した。リオネル・メッシを負傷で欠くバルセロナだが、ウルグアイ代表とブラジル代表のエースが得点を決め、チームに勝ち点3をもたらした。メッシがラス・パルマス戦で負傷した後、リーガにおいてバルセロナはこの2人しか得点を決めていない。ルイス・スアレスが7点で、ネイマールが6点。2人合わせて5試合で13ゴールと、大エースの不在を全く感じさせない。 ヘタフェ戦後の地元紙は、ここ最近恒例となったルイス・スアレスとネイマールをほめ称えたが、彼らと共に負傷から復帰し、スタメンで出場したセルジ・ロベルトのことも大きく取り上げている。 セルジ・ロベルトはヘタフェ戦では2アシストを記録。その内ひとつはヒールでラストパス。ルイス・スアレスのゴールをお膳立てする記憶に残るアシストだった。 現在23歳のセルジ・ロベルトは、ルイス・エンリケ監督が指揮するバルセロナでポジションをつかみつつある。今シーズンは右サイドバックでもプレーするなど、そのポリバレント性にも注目が集まっていた。ヘタフェ戦ではミッドフィルダーとしてプレーし、2アシストという結果を残した。 バルセロナでは2008-2009シーズンのセルヒオ・ブスケツ以来、カンテラ出身でバルセロナのスタメンに定着した選手はいない。これまでの7年の間にスタメンを勝ち取れそうな選手は実際にいた。チアゴ・アルカンタラは2011-2012シーズンに2,394分ピッチに立ち、ブスケツ、シャビ、そしてイニエスタの次に中盤で起用された時間が長かった。カンテラ出身からそのままどこのチームにも移籍せずに、トップチームのレギュラーに定着した選手は近年いない。 昨夏には放出される可能性もあったが、ルイス・エンリケ監督の信頼をプレシーズンで勝ち取った。指揮官は「シャビの退団でもっとプレーする機会が増えるだろう」とセルジ・ロベルトについて、コメントしていた。実際にセルジ・ロベルトの出場機会は増え、さらに彼はその与えられたチャンスを活かし、結果を残している。 今シーズン、急成長を遂げているセルジ・ロベルト。はたして、レギュラーのつかむことができるのだろうか。