‘LaLiga Business School’:LaLiga公式の大学院修士課程が誕生

「世界最高峰のリーグ」と謳われているスペインプロサッカーリーグ「LaLiga」。その称号に相応しいステータスは、選手や監督以外のサッカー業界における有能な「プロフェッショナル」達の手によって築き上げられていると言っても過言ではない。そんなプロリーグを組織するLaLiga(スペインプロサッカーリーグ協会)は、スポーツ界におけるプロフェッショナルを育て上げる大学院修士課程「LaLiga Business School」の設立を考案した。

理事長に当たるホセ・モジャ氏は、このビジネススクールの目的を、「スポーツ業界におけるプロフェッショナル達の才能を発掘し、開花させること」と語っている。

レイ・フアン・カルロス国立大学(マドリード)との提携によって、修士課程プログラムの専攻コースは以下の3種類に分けられる。

プロサッカーにおける法学

  • サッカーにおける経営理論、メソッド、アナライズ
  • スポーツビジネス と法学(英語でのコース)

上記プログラムには、弁護士でありLaLigaの会長を務めるハビエル・テバス氏、同じく弁護士でCSD(スペイン政府スポーツ上級評議会)の前会長ミゲル・カルデナル氏、セビージャFCで敏腕SD(スポーツディレクター)として名を轟かせイタリアのASローマに引き抜かれたモンチ氏、FIFA(国際サッカー連盟)女子サッカー部門責任者ペドロ・マラビア氏等が講師として教壇に立つことになっている。

いずれも主にサッカーが中心となっているコースだが、テバス会長はその目的として、「全スポーツに応用できる内容」と語っている。

「教育、経営、法律、放映権など、あらゆる分野において各スポーツに大きな差はありません。ラ・リーガとは、エンターテイメントを世界に発信していく組織だと私は思います。よってそれはサッカーに限らず、全てのスポーツに共通するものです。」

他競技スポーツ団体の支援も進めるLaLigaは、CSDとのコラボレーションによって生まれた「LaLiga4Sports」を通じて、2016年から普段メディアの脚光を浴びることが少ないスペインではマイナースポーツと言われる競技(バドミントン、フィギュアスケート等)への支援も行っている。選手の独占インタビューやドキュメンタリー等のオリジナルコンテンツを制作し、サッカーファンだけでなく他競技も含めたスポーツファン増加に貢献している。

サッカーが先頭に立つ、スペインスポーツにおける全分野の「プロフェッショナル化」を図っているラ・リーガ。「LaLiga Business School」の誕生によって、LaLigaはさらに大きな一歩を踏み出すことになる。

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