第20回アレビン大会決勝、日本人と韓国人の勇姿

6月7日から6月9日までグラナダで「第20回blueBBVAアレビン・トーナメント」が開催された。アレビンとはスペイン下部組織のカテゴリーで10歳から12歳のカテゴリーを指す。この年代での国内ナンバーワンクラブを決める7人制サッカーの全国大会だ。

今年で20回となる同大会は、現在スペイン代表でも活躍する選手たちも過去にプレーをしていた。イケル・カシージャス、フェルナンド・トーレス、そしてイニエスタ。スペインに世界王者の称号をもたらした名手たちがこの舞台を踏んでいた。
 
今季の決勝に勝ち上がったがのはバルセロナとバレンシアだった。結果は2-1でバルセロナが勝利。バルセロナにとって同大会7回目の優勝となった。

決勝に進出した2チームには2人のアジア選手が所属している。バルセロナにはご存知のように日本人の久保建英が所属。決勝戦では先発出場。ゴールを決めていないが、チームの優勝に貢献したようだ。一方のバレンシアには韓国人のカンジンが所属している。カンジンは韓国のテレビ番組がきっかけでバレンシアに所属することになり、今ではチームの主軸として活躍している。
 
バルセロナとバレンシアというユニフォームを着て、ピッチで対峙した久保とカンジン。そう遠くない将来は互いの代表チームのユニフォームを着てピッチで相見えるのかもしれない。また彼らが厳しい競争に勝ち残り、カンプ・ノウやメスタージャで活躍する日が楽しみだ。

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