昇格とプロポーズに沸いたウエスカ

スペインリーグ2部Bにいたウエスカが、来シーズンの2部昇格を決めた。ウエスカは2008-2009シーズンから2部にいたが、2012-2013シーズンで21位となり、2部Bに降格。実に3シーズンぶりに2部の舞台に帰ってきた。

本拠地で2部昇格を決めたウエスカは、サポーターと共に選手たちもピッチで喜びを分かち合っていた。選手たちの家族、恋人たちも歓喜の瞬間を共にしていた。そんな中、全く違う喜びを周りに提供した選手がいる。ウエスカのホセ・マヌエル・ロハスだ。彼は会場のマイクを使い、他のチームメイト同様に昇格の喜びをコメントしていた。違ったのは、その後だ。

突然、芝生に膝を突き、手に指輪が入った小箱を開けて、目の前にいる恋人にプロポーズしたのだ。昇格に沸くチームメイト全員が見守る前での突然のプロポーズ。自分の仕事での目的を達成したら、人生の重大な決断もここでしようと考えていたのだろう。

恋人は突然の出来事にリアクションがとれず、両手を顔に当て、ただ驚くだけだった。恋人の仕事での成功を祝っていたら、突然自分に人生で最も幸福な瞬間の1つが訪れた。彼女は全く予想していなかったに違いない。

選手はマイクで返答を求めた。それに対して恋人は「私も結婚したいわ」と返事する。瞬時に会場は昇格と同時にもう一つの大きな喜びに包まれた。

クラブにとって歴史的な1日でもある。ホセ・マヌエル・ロハス(その彼女も)はプロポーズした日を忘れることはないだろう。
それにしても、もし昇格できていなかったら、プロポーズは来年に持ち越されていたのだろうか?

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