バルセロナの選手、元選手、元会長も投票へ

「カタルーニャ州の独立」を問う非公式の住民投票が9日にカタルーニャ州で実施された。現在バイエルン・ミュンヘンを率いる元バルセロナの監督グアルディオラが投票に訪れるなど、現地メディアは大きく取り上げている。また、グアルディオラのルイス・エンリケを支持するコメントや、彼が道でピケと話し合う姿などがニュースとなった。

バルセロナの選手も住民投票に足を運んでいる。シャビ・エルナンデス、セルジ・ロベルト、バルトメウ会長やプジョルの姿も写真に収められている。また、元バルセロナ会長のジョアン・ラポルタ、サンドロ・ロセイの姿もあった。

住民投票にはカタルーニャ州旗をあしらったバルセロナの昨シーズンのセカンドユニフォームで投票場に訪れる人も多くいたようだ。もちろん、独立を望んでいる人もいれば、望んでいない人もいる。インターネット上ではスペイン国旗やスペイン代表、レアル・マドリードのユニフォームをまとって投票場にやって来た人の写真も掲載されていた。中には、独裁者フランコ政権時代の警官のコスチュームで現れる人もいたようだ。

もしカタルーニャ州が独立すれば、今のスペイン代表からは23名のうち、ピケ、ジョルディ・アルバ、ブスケツ、セスク、カシージャの5人が抜けることになる。

住民投票の投票率は200万人強の35,9パーセントだった。その投票のうち賛成が80,76パーセントだ。しかし、反対の人はもともと非公式の投票に足を運んでいないだろうという声も聞く。果たして、ここまで高まっている独立への訴えはどんな結末を迎えるのだろうか。

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