ルイス・エンリケがサングラスを着用する理由

14日から新シーズンに向けてプレシーズンをスタートさせたバルセロナ。19日には初めてのプレシーズンマッチでレクレアティーボ・ウェルバと対戦し、1-0で勝利。負傷のネイマール、出場停止のルイス・スアレスの穴を埋めることが期待されているデウロフェウの活躍や、ハリロビッチのパフォーマンスが地元メディアに大きく取り上げられていた。ワールドカップに出場している選手たちは合流しておらず、ほとんどバルセロナBの選手たちだったが、ルイス・エンリケ新監督は白星デビューを飾った。  

バルセロナのようなビッククラブとなると、指揮官にも大きな注目が集まる。特にルイス・エンリケのように現役時代にスターだった選手となると注目度も当然のようにさらに大きくなる。試合中のベンチでの仕草はもちろん、トレーニングでもその一挙手一投足がニュースとなる。  

ルイス・エンリケは昨シーズン、セルタを指揮していた時からそうだったが、トレーニングではキャップにサングラスをかけて、大声で指示を出している。サングラスをして、トレーニングを指揮する監督は珍しいが、バルセロナの新監督にはサングラスをしなければならない理由があった。地元紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

ルイス・エンリケは右目に違和感を覚え、2010年から眼科に通っている。彼の右目は眼に水分が足りないため、炎症を起こしていた。この症状は現在は手術をしても100パーセント確実に完治するわけではない。そのため、指揮官は手術には踏み切っていない。そして、医師からは症状を悪化させないためにサングラスを着用を薦めてられているため、彼はそれに従っていたのだ。

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