最先端音楽フェス“Sonar”、来年も日本で開催

バルセロナを拠点とする世界最大規模のエレクトロニック・ミュージックフェスティバル「ソナー(Sonar)」が、来春日本で開催されることが決定した。今年に続き5度目の開催だ。今春の日本開催には、震災直後の混乱のなか、世界各国からアーティスト達が来日し大成功を収めた。

「ソナー」は1994年よりバルセロナで始まった最先端音楽とメディア・アートの祭典で、毎年6月に3日間開催される。前衛アーティスト達による音楽や映像のライブ、作品展示などのパフォーマンスが行われ、バルセロナの祭典には坂本隆一や石野卓球など、過去18年間に80名の日本人アーティストが参加し、日本での開催に繋がっている。

来年は日本の他、ブラジルのサンパウロでも開催される。こういった「ソナー」の海外開催の背景には、「海外でのソナー開催を通じて、カタルーニャ州の最先端音楽・映像・ニューアートなどの文化を世界に発信する」という目的があり、(バルセロナ市のある)カタルーニャ自治州政府からの支援も受けている。サンパウロでは、来年以降四年ごとの開催が決定している。

日本での祭典名は『SonarSound Tokyo-ソナー・フェスティバル-』。会場は今年と同じく東京・新木場にあるageHa@STUDIO COASTで、2012年4月21~22日の2日間開催される。世界各国から約30名のアーティストが参加予定。詳細は、公式サイトにて。

■SonarSound Tokyo-ソナー・フェスティバル- 公式サイト:http://www.sonarsound.jp/en/

ページトップへ