大晦日のマドリードを走り抜ける!本日受付開始

今年もマドリードの大晦日を彩る一大イベント、『サン・シルベストレ・バジェカーナ』のマラソン大会がやってくる。受付は本日11月17日17時より開始。今年一年を締めくくるこの大会には、36,000名もの参加者が予想されるといわれ、過去最多人数となることは間違いなさそうだ。

大会名の“サン・シルベストレ(San Silvestre)”とは、第33代ローマ法王として314年1月31日~335年12月31日までの約21年間、在位したシルベストレ1世にちなんでいる。スペインでは大晦日は「サン・シルベストレの日」とも呼ばれている。

1964年から始まったこのイベントは、今年で47年目を数える。1924年よりブラジル・サンパウロで行われていた大晦日のマラソン大会に相似している。当初、この大会はプロのマラソンランナーのためだけのものであり57名が参加した。女子の参加は1981年から認められている。

このマラソン大会には一般用とアスリート用の2種類のレースが用意されている。一般用は16歳以上というのが条件にあるだけで、それに当てはまっていれば誰でも参加できる。アスリート用に参加するには、10kmタイムが男子38分以内、女子45分以内で完走したという記録の公認証明書が必要となってくる。一般用は今年で34回、アスリート用は47回目となる。

両レース共に、レアル・マドリードの本拠地、サンチャゴ・ベルナベウスタジアム側のプラサ・デ・ロス・サグラドス・コラソネスをスタートし、セラーノ通り、アルカラ通り、シベレス広場等のマドリードの名所を通りながら10kmを走破するというもの。一般用のゴール地点はラージョ・バジェカーノのホームスタジアム、テレサ・リベロとなっている。

参加受付場所は、マドリードにあるデパート、エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés )のスポーツ館、ナイキストア等となっている。また、オフィシャル・ウェブサイトからの申し込みも可能なので、年末年始にマドリードに旅行に来られる方は、年末を締めくくる意味でも、一度参加してはいかがだろうか。昨年は定員に達して参加できなかった人もいたようなので、興味のある方は早めに申し込んだ方がよさそうだ。

■サン・シルベストレ・バジェカーナ: www.sansilvestrevallecana.com
参加申込みは本日11/17(木)17時~(現地時間)

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