85歳のアルバ公爵夫人の結婚式、10月初旬に決定

今年はウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんのイギリス・ロイヤル結婚式、モナコ公国のアルベール2世王子の結婚式と話題豊富な結婚式が続きましたが、もう一つ忘れていけないのが、スペインのアルバ公爵夫人とアルフォンソ・ディエス氏との結婚式です。

話題になっている理由の一つは新郎新婦の年齢。花嫁85歳、花婿61歳。当人は全く年齢を気にする気配もなく、愛は年齢差を越えたということでしょうか。さらに、これまでもアルバ公爵夫人は85歳とは思えない言動で周囲を驚かせてきました。そして先週、正式に内輪のみの結婚式を10月初旬に挙げると発表しました。アルバ公爵夫人にとって、これで3度目の結婚。2008年の初め頃からアルフォンソ・ディエス氏との交際の噂が流れ始め、2010年に正式に交際を認めた二人。アルバ公爵夫人には最初の結婚で6人の子どもがいますが、その内の一人が公に二人の結婚を反対していました。そこで今年7月、アルバ公爵夫人は彼女の個人財産約10億ユーロを子どもたちに分与し、その結果、子どもそれぞれ1.1億ユーロ相当を受け取り、結婚反対問題はとりあえず収まったようです。結局はお金が心配だったのでしょうか。

さて、アルバ公爵夫人、日本ではあまり知名度はないかもしれませんが、実はすごい人なんです。アルバ公爵夫人は幼少時代から“カイエターナ”もしくは“ターナ”という愛称で呼ばれていましたが、本名はすごく長いのです。(本名:María del Rosario Cayetana Paloma Alfonsa Victoria Eugenia Fernanda Teresa Francisca de Paula Lourdes Antonia Josefa Fausta Rita Castor Dorotea Santa Esperanza Fitz-James Stuart y de Silva Falcó y Gurtubay)。アルバ家は、1429年にカスティーリャ王エンリケ4世によってガルシア・アルバレス・デ・トレドがアルバ公に叙されたことに始まり、現在で18代目。14代目のリーリア公カルロスは、イングランド王ジェームズ2世と愛妾アラベラ・チャーチルの間の庶子であり、アルバ公爵夫人はイングランド王ジェームズ2世の直系子孫にあるともいえます。さらに、ギネスブックによると、アルバ公爵夫人は「世界で一番多くの称号を保持している人物」と記されています。

アルバ家は代々芸術家の後援者であったことでも有名で、アルバ家財団は約20億ユーロ相当の美術品を所蔵しています。歴史の本にも度々出てくる由緒あるアルバ家の現家主であり、個性的な人柄のアルバ公爵夫人は、これからもサルサ・ロサ(日本で言うワイドショー)を賑わしてくれるでしょう。

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