アンダルシアの白い村“ミハス”で夏競馬

日本人旅行者に人気の高い、アンダルシアの白い村“ミハス”。現在、この村で恒例行事の「夏競馬」が開催されている。ミハスの競馬場は、村の郊外ミハス・コスタに位置し、セビージャのドス・エルマナスと並んでアンダルシアの2大競馬場として名高い。近隣のイギリスやドイツ、オランダなどからの来場客も多く、競馬の合間にはフラメンコなどの催しものも開催される。また、子ども連れでも気軽に利用できるように遊戯が配置されているほか、屋台やレストラン、バルもあり、暑いコスタ・デル・ソルの夏を家族全員で楽しむことができる。

夏競馬の開催は、7月の毎週土曜日(最終週は金曜日)と8月の毎週金曜日。夏は猛暑のため気温が下がり始める20時半に開場され、レースは22時から各30分置きにスタートする。入場料は、一般5ユーロで、18歳未満と65歳以上は無料となっている。

ミハス競馬場が最も盛り上がるのは、毎年2月28日のアンダルシアの日に開催のミハス・カップだ。このレースにはヨーロッパ中から名馬が集結し、熱い戦いが繰り広けられる。また、競技が休みの時期には、ロックコンサートや蚤の市、アメリカ祭り(7月4日のアメリカ独立記念日)の開催など、競馬以外の用途でも利用されている。

子連れの来場者も多く、治安面の安全にも非常に配慮されたミハス競馬場で、一風変わったコスタ・デル・ソルの夏を楽しんでみてはいかがだろう。

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